先日、江戸川経由で大海へと送り出したシャケちゃんは、いまどのあたりを泳いでいるのだろうと思いを馳せつつ、新たな我が家の住人を紹介させていただきます。
ピントがぼけとりますが、かなへびの「ニョロ」くんです。名付け親は、次男です。ひねりもなにもない、そのままのネーミングです。かなへびが飼いたいという次男の一言に、担任の先生が素早く反応、その日のうちに学校周辺で捕獲してくれたそうです。
最初のうちは、少し観察したら逃がしてあげよう、というスタンスだったので、ろくに餌もあたえず小さな虫かごに入れておいたのですが、数日たってもその気配はなく、さすがにかわいそうになって大きい虫かごへ移動、アンド草の総入れ替え、アンド餌の確保へと、事態は大きく動いたのでありました。
とある日曜日、ニョロの入った虫かごをたずさえて、近くの大きな公園、というか森におでかけ。かなへびの好物だというバッタをつかまえるべく、次男と草むらを歩き回ったのですが、1時間ほど歩き回って捕獲できたのはカメムシ一匹でした。一応虫かごには入れたんですが、「食べないようねぇ〜、カメムシ」。大方の予想どおり、ニョロくんはカメムシにはまったく関心をしめさず、そのまま4〜5日、平穏無事な共同生活を送っておりました。
飼い主の甲斐性がないばかりに、ひもじい思いをさせてしまったニョロくん。このままではかわいそうということで、自立してもらうことにしました(す、すまん)。できるだけ、ちっちゃい虫やら何やらがいそうな草むらを探し、そっと放流、じゃなくて放してあげました。……そろそろ、ヤゴの季節です。
追伸・カブトムシの幼虫は、4匹とも元気にしております。
by T.S