近頃ちまたでは、右も左も上も下も「エコ」一色ですね。リサイクルという言葉が一般に浸透しはじめたのが15年前ぐらいからだったと思います。環境問題も深刻化、国際化する昨今、エコに対する意識や関心はうなぎ上りですね。
さて、編集部では大量の紙が消費されます。これは一般の企業や会社でも同様の現象だと思いますが、この紙の再利用やリサイクルは本当に必要だとひしひし感じます。
この間、何気なくホッチキスの針を補充しようとしていたときのこと。私は説明書とか注意書きを読みふけるくせがあるのですが、このときも箱の裏面が気になり、なんとなく見ていたときのことでした。そこにはなんと私にとって衝撃的な一言が!
下の写真を見ていただければわかる通り、古紙リサイクルの際にホッチキスの針は作業工程の妨げにならないとの一言が!!
私は今まで紙をリサイクルするため、会議での書類や自分で作ったリストなどのホッチキスの針を毎回毎回「めんどくさいなぁ」と思いつつも、「でもこの針のせいで工場のおじさんが大変な目にあってしまうかもしれないしな。」とか考えながらひとつひとつ外していました…私の苦労は?!
でも案外みんな知らないのじゃないだろうかと思い、試しに会社の人や家族に聞いてみました。答えは『ほとんどみんな初耳』という結果に。10人近く聞いて、1人だけ友人が知っていましたが、私のまわりでの認知度はかなり低いとわかりました。
ちなみに事務用品のMAX株式会社さんのホームページには『ホッチキス物語』というのがあり、ここに『古紙再生とホッチキス針』というページがあります。これによると、再生紙製造過程の中にホッチキスの針などを取り除く過程があるそうです。興味のある方はぜひのぞいてみて下さい。
なかなか身近なエコも興味深いなと思った今日この頃です。
by K.H